あおぞら院長の健康オタクブログ

埼玉県上尾市のあおぞら接骨院院長のブログです。

先週のテレビでやっていたスポーツ上達の骨盤を回すという話は・・・

先週、テレビで手塚 一志という方が、パフォーマンスコーディネーターという肩書きで骨盤を回すと運動能力があがるような構成で紹介されていた。
 
私はたまたま見ていて番組の最初からみていたわけではないですが、野球をしている子供に腰を回す動きを教えている映像のあと、陸上選手に腰を回す動きを指導していたら、タイムが自己ベストが出た。というシーンがやっていました。
 
あまりテレビ番組や他のトレーナーなどの意見などにコメントすることは、好きではないのですが、子供の怪我にかかわるような、誤解されそうな内容だったためコメントさせていただきます。
 
手塚さんは、話したことがないので確かではないですが、骨盤など体幹部をうまく使うようにすればパフォーマンスが向上するということを指導している方だと私は感じましたが、あの番組を見た一般の方は『腰を回せばバッティングが上手くなる』と思った方も多いような気がします。
あくまでも、下半身と上半身の連動性を骨盤と体幹部上手く作り出すことで、腰を回せばよいという話ではない。
 
私が一番言いたいのは、『腰を強く回すと腰の疲労骨折(分離症)を起こすことがある!』ということです。
 
分離症を起こすと一生治らないことが多い。
 
私の知り合いの元プロ野球選手で、その分離症がもとですべり症という症状になり、手術をしたが未だに腰の痛みに悩まされている人もいます。
 
分離症を防ぐためにも、腰を強く振るスイングは、高校に入るまではやめましょう。
 
『足でバットを振る』これが基本です!!
 
 
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