あおぞら院長の健康オタクブログ

埼玉県上尾市のあおぞら接骨院院長のブログです。

少年野球の投球制限

今年の初め頃にWBCが行われ、日本が優勝したのは記憶に新しい。

そのWBCの中で『投球制限』という言葉が、話題になったのを覚えているだろうか?

WBCでは、シーズン前のプロの投手の肩を守る為に、予選は先発投手60球までとか、決勝は100までとか、細かく決められており、投球練習でさえ制限されていた。

一部日本の選手から不満もでていたが、結局問題なく大会は終了した。

そもそも人間の体には限界がある。

たしかに、あまり怪我をしない体の強い投手(松坂投手のような)はいて、「WBCで日本の投手がナンバーワンだったのも、投げ込み練習のおかげでは」という評論家もいる。

しかし、大半の投手は、投げすぎによる肘や肩の故障を経験している。

≪少年野球のころから『投球制限』をするべき≫というのが、私の自論であり、アメリカでは、当たり前のように行われてきている。

小学生 夏 60球  冬 50球 
中学生 夏 80球  冬 60球 
高校生 夏100球  冬 90球
*上記の投球数は、全力投球(遠投を含む)です。
*小学生・中学生は、変化球の練習はしない。
*全力投球練習の次の日は、ノースロー調整とし、週に3回以上行わない。

以上が、私のトレーナーとしての肩や肘を痛めない為の『投球制限』練習法です。

なかなか難しいとは思いますが、指導者や親は、『子供の将来の為に今なにをすべきか』を考えてあげる責任があると思います。


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