あおぞら院長の健康オタクブログ

埼玉県上尾市のあおぞら接骨院院長のブログです。

子供の野球肘

「子供の野球肘」
 
子供の骨は大人の骨より弱く、骨軟骨障害を起こしやすい。
 
骨軟骨障害を起こしてしまうと、現時点では元に治せる医療技術はありません。
 
つまり、早期に対応し症状の進行を予防することが大切です。
 
たとえば、一番多い投球動作(ボールを投げる瞬間)で肘の前側が痛む場合、内側上顆剥離骨折(骨端線離開)を起こしている可能性があります。
 
骨折を起こしていると、3~6か月ほどノースロー(ボールを全く投げない)調整をすれば、治る可能性がありますが、我慢して投げていると、ボールが投げられなくなったり、剥がれた軟骨が肘関節に挟まり、肘が曲げられなくなったり伸ばせなくなったりして野球を続けられなくなります。
 
投球動作(ボールを投げる瞬間)で肘の後側が痛む場合は上腕骨小頭障害で、前側が痛むより重篤な症状の場合が多く、痛みがでた場合はすぐに投球を中止し、接骨院や整形外科を受診させた方がよいでしょう。
 
予防法は、次回のブログで・・・