スポーツする子供の栄養

スポーツをしている子供はたくさんいるが、栄養まで管理されている子供は少ない。

中学生までは、栄養管理している子供が少ないが、高校生ぐらいになってくると合宿所で栄養士がしっかり管理している学校などもあり、栄養摂取による差が徐々に出てくることがみられる。

高校生までせっかく能力があるのに、栄養管理ができていないため、自分の潜在能力を引き出せず、大学に入って栄養管理をしたら、いっきにトップアスリートの仲間入りという選手もいるくらいこの栄養管理は重要なのである。

では、どうすれば・・・

まずは、五大栄養素から

栄養素には、５つあり、炭水化物・脂質・たんぱく質・ビタミン・ミネラルがある。

それぞれをバランスよく摂取することで、エネルギーを効率良く使い、体の潜在能力を１００％引き出せる。

現代の食事は、脂質が多すぎ、ビタミン・ミネラルが足りないといわれています。
（相撲などの体を大きくしなければならない競技など種目によって異なりますが、ここでは一般論で書きます。）

つまり、揚げ物など油を使いすぎないことと、野菜や果物を多く取ることでバランスがよくなります。

あと、ミネラルのうちカルシウムは、牛乳の嫌いな子供は大幅に足らないことが多く、骨が弱いと筋力も付きにくく、将来、骨粗鬆症になりやすいことがわかっています。
そのため、牛乳以外の乳製品（チーズやヨーグルトなど）で摂取するようにしなければなりません。

ですから、朝に果物と牛乳がある食卓が、スポーツをする子供にとっては良いと言えるでしょう。

貧血の多い子供には、鉄分（ひじき、海藻類、大豆類、レバーなど）を摂取させるといいですよ。