前十字靱帯損傷のリハビリについて
『前十字靱帯損傷のリハビリについて』
前十字靱帯損傷は、痛めた瞬間以外は、ほとんど痛くないのが厄介なところで、ほとんどの人が、大きな怪我をしたという自覚が無く、再受傷を繰り返した後、接骨院にやってくる人が結構いる。
症状としては、
①膝の腫れ(受傷後数時間後か翌日に腫れてくる)
②膝くずれ現象(時々カクッと力が抜ける)
③腫れがひくとほとんど痛みは感じない(受傷直後も痛くない)
受傷時に「バキッ」や「ブチッ」などの音を感じることもあります。
リハビリとしては、手術をする場合としない場合では違うし、損傷度合いによっても変わるが、基本的に、
初期 : 腫れをひかせる為、RICE処置(安静・冷却・圧迫・挙上)を行う。
回復期 : 筋力トレーニングは早めに開始し、少しずつスポーツの動きの練習をして
いく。
RICE処置については、以前のブログに書いてありますので、そちらをご覧ください。
スポーツ復帰には、半年から1年間かかる。
下半身の筋力がとても重要になるため、リハビリを筋力トレーニングはきついものになる。
手術をしても再受傷率は高いため、リハビリは最後まで行うことが重要。
痛み=怪我の大きさではないことを知っておいてください!
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