自律神経を整えるためには？

『自律神経を整えるためには？』

 

前回、自律神経を整える重要性を説明しましたが、今回は整える方法について説明します。

 

　簡単に説明すれば、『規則正しい生活を送る』ということです。

 

　具体的には、朝しっかり起きて朝日を浴び、夜はしっかり寝ることです。

　食事は、３食なるべく同じ時間に食べ、リラックスする時はリラックスし、緊張する時は緊張するという生活を一定にするよう心がけることです。

 

　それでも夜なかなか眠れなかったり、片頭痛をおこしたり自律神経失調症を疑う症状が消えない場合は、

 

１．温冷浴（心臓などに基礎疾患のある人や、体調の悪い人はダメ）

　　　　⇒　温浴→冷浴→温浴と繰り返し入ることです。（冷浴はシャワーでもよい）

　　　　　　温浴のとき、しっかりリラックスすることが大切で、冷浴で緊張を作りだ　　　　　し、自律神経の切り替えを外からの刺激で行う療法です。　

 

２．無駄な薬は飲まない

　　　　⇒　片頭痛などですぐに痛み止めの薬を飲んでしまう人がいますが、薬が体にとって異物な為、飲むと体は緊張し交感神経が働くそうですので、仕事時に飲　　　むと効果は出やすいが、リラックスしている時に飲むと人によっては逆効果に　　なることもあるので注意。（胃にとっては、仕事時は負担が大きい）

 

３．夕方にマッサージやペアストレッチなどを受ける

　　　　⇒　マッサージやペアストレッチを気持ちよく感じる人は、リラックス効果が　　　　　高い為、交感神経を副交感神経へ強制的に切り替えてくれます。（マッサー　　　　　ジやペアストレッチが痛く感じたり、くすぐったく感じる人は、逆効果です　　　　　のでやめましょう。）

 

他にも自律神経訓練法はいろいろありますので、お困りの方は当院までご相談ください。